トーゲハウスのアゲハウス
約5ヶ月ぶり、今年最初のブログ更新です。
皆さんお元気でしたか? 5月に真夏日記録、気候大丈夫なの?……などと言ってみても、歓びのかくせない夏好きなトーゲであります。ちなみに5月26日今日の室温は32度。扇風機出しました。
さて、近年春から秋はアゲハ子の成長の見守りが趣味なわたし。アパートの立派なヘンルーダの木のおかげで出会った愉しみなのですが、手元でも見守りたいとアゲハ子の食べれらるレモン木を育てています。これまで2匹(カウント匹でいいのかな)を飼育してみましたが、木に放牧スタイルで、いつの間にか行方不明。。。クモなどに食べられたのか、興味津々で見てる巨大な生きものに身の危険を感じ逃げ出したのか、どっちにせよごめんなさいと謝るしかない。
今年は鉢替えしたのも良かったのかレモンの若葉の生育が良い。一本の木は今年花がつかず、これで1、2匹育てられそうと思っていた。それでもアパートのヘンルーダは毎年たくさんの子にムシャムシャされても余裕の立派さ。そこから攫って家で育てることが良いことなのか、これまで蛹を家で羽化させたけど、アゲハ子飼育は失敗してるし、、、と毎日葛藤していた。
それがある朝、仕事へ急いで家を出ると庭にハサミを持った大家さん。まさか今花盛りだし、切ったりしないよね。。。と自分に言い聞かせて出勤。しかし、帰って見ると結構な剪定を施されていた。今年最初の子だなって毎日成長見ていた子がいた枝もない。わたしがアゲハ子の観察してることバレてるし、こんなに虫がつく木は嫌だと抜いてしまってもおかしくないのだから感謝しかないし、剪定したいぐらい道にはみ出して成長してたし、いつかその日が来るのわかっていたのに「あぁあの子を攫っておけば良かった」と後悔したのです。
もし、次に剪定されそうなはみ出し枝にて育つ子がいたら攫おう、と決心して5日でもう連れかえっちゃいました。要は自分にする言い訳一つできたってだけなんでしょうね。奥の葉に移動させれば良いですからね。
あぁ長い!前置きが長い!
もう誰も読んでないかもと思いつつ、話を進めます。
5月15日に連れ帰り、翌朝レモンの木に移動完了、食べてる。柔らかめの若葉に置きましたが、その後自分好みの葉にさらに移動してゆきました。
それから約1週間。脱皮をしながらスクスク成長。そろそろ放し飼いはやめようと簡易の囲いを作りました。網で蓋をしたのは良いけれど、木に水をやろうと網を外そうとすると、アゲハ子がプンプン!激オコってやつです。すごい長く触覚を出して威嚇してきました。
がぁぁぁぁぁぁぁぁん
成長して、周りがよく見えるようになったのでしょうか
嫌われてしまいました。
わたしと暮らすメリットはあります。
寄生するアゲハヒメバチなどと出会わない、鳥もいない、剪定もない
しかし、逆の立場ならただ怖いですよね。
嫌で逃げても生きて行けないし、ならば、しっかりとした住空間を作ろうと考えました。
ホームセンターで段ボールと網戸用ネット(虫の入らない目の細かさ)を買って、普段はこちらが見えない作りでありながら観察ができて、風通しも良く、簡単に外せて、水やりとフンの掃除はできる、これがトーゲ作の「アゲハウス」です。
段ボールなので、蛹になったら切り離すこともできる。ムフフ。
ちょうど脱皮準備で固まって動かないタイミングで設置。今日、緑の子になりました。
ホッとした。
環境改善しても、やっぱり怖がられてます。
覗いてるの気がつくと食べるのやめちゃったり、すごく嫌そうです。
葉の下に隠れてしまいました。
でも観察するといろんな生態がわかって楽しいです。
無事蝶になって巣立ってくれますように。
toge
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