ニブンノイチとキュウブンノイチ

1/2は日本での癌の罹患率で、1/9は女性の乳がん罹患率だ。
この夏、率を上げる側にわたしの軸足が変わった。
幸いシコリに気がついたのが早く、今のところ転移もないって診断結果が出てる。
なんだこりゃ?と思って検査に入った時から、もし癌なら全摘一択!と決めていたので、右胸は12月の手術で取る。実際できてる場所もサイズも全摘するのが一番良さそうなので、選択を押し通した訳ではない。もう片方も一緒に取ることはできないかと聞いたが、そこはやんわり断られた。

最初に掲げた数字を見れば、乳がんになるのは決して珍しいことじゃない。
まさかわたしが!みたいな感覚もなかったし、こんな冷静に受け止めるんだなぁと自分で感心したくらいだ。まあ2023年が家族のことでバタバタの毎日で、生活が変わり、自分のことどころではなかったのもある。そんな諸々の状況を友らに報告しつつ、心配してもらって、励ましてもらって、甘えさせてもらって今は手術待ちしているところ。

シコリに気がついたのが8月初旬。そこから近所で検査をできるところを探し(あまり家を空けられなかったので)予約して、診察して、検査予約して、検査して、結果出てグレー判定でさらに検査して、その結果3週間後に乳がんの診断が出て、さらに治療してもらう病院へ行き手術の予約、そこでまた検査して、検査して、検査して、先日やっとがんの様子がはっきりして、予約通りの12月に手術。気になってから4ヶ月。癌と診断されてから3ヶ月。術前の治療がなくてもこれだけ時間がかかった。もちろん状況によってはすぐに手術となることもあるだろうから、それだけましな状況だったということなのだけど。

セルフチェックしかしてこなかったわたしが言うのもなんですが、気になったら検査すぐ行って欲しいなーと。そっから時間かかるから。
わたしも友だちがそう声をかけてくれていたから、早期発見につながった。

さてやってみますか?胸のセルフチェック。早速仰向けに寝て、腕を上げて左右非対称な異物ないか調べてみてね。わたしはこれで見つけました。
で、気になったら病院へ。しこりが悪性の確率は10~20%とか。怖がりすぎず、安心しすぎず、検査受けてみてね。

写真は母と共に東京へ来た老犬15歳。この暑い夏を乗り越えてヨボヨボしながら一緒に秋を生きてます。

おさんぽトーゲ

イラストレーターオオトウゲマサミのHomePageです。 こんどこちらに引っ越しました。